2024年6月24日(月)に東京支部(岡田美佐代支部長)では東京地方裁判所で刑事裁判を傍聴する『裁判傍聴ツアー』を開催しました。
朝の連ドラ「虎に翼」が今話題になっており、裁判等に興味を持たれた校友もおられ、昭44年卒~校友のお子様(小4)まで幅広い年齢の方々19名が参加されました。
裁判傍聴に先立って、弁護士会館の会議室で昼食を食べながら、東京支部役員で弁護士の廣石幹事から裁判の流れや裁判所・法廷について、また裁判傍聴にあたっての注意事項の説明を受け、さらに質問等についても詳しく丁寧に説明していただきました。
その後、東京地方裁判所に移動し、1.覚せい剤取締法違反、2.恐喝未遂の刑事裁判について2グループに分かれて傍聴しました。
裁判の傍聴は初めてという方が多く、皆さん少し緊張した面持ちで法廷の傍聴席に座りましたが、裁判が始まると、裁判の進行に対して、真剣な眼差しで見入っていました。
三権(国会・内閣・裁判所)の中では、やや縁遠い裁判所の存在ですが、今回の裁判の傍聴を通してより身近なものとなり、その重要性を認識できた非常にいい体験企画だったと思います。
このような機会を通して、校友や校友のお子様が司法に興味を持ち、その重要性をさらに理解してもっと関心を持っていただければいいなと思います。
今回の体験で裁判の傍聴には特別な申し込みが必要ではなく、いつでもだれでもできることがわかりました。
ただ、おそらく初めての人にはハードルが高いので、東京支部では同様の「裁判傍聴ツアー」を再度開催し、すそ野を広げていきたいと思います。
関西大学校友会東京支部『裁判傍聴ツアー』
幹事:廣石 和也(平22院法)・高能 彰(昭52年社)